体温測定カメラシステム
~サーマルカメラのご提案~
背景
新型コロナウイルス感染の主な症状として、「発熱」があげられています。また、2020年5月4日に発表された、「新しい生活様式」実践例では、毎朝の体温測定や、発熱時の外出控えを推奨しております。そのため、人が多く集まる場所では、ウイルスを持ち込まないために、発熱者を早期に発見するという取り組みが必要と言われています。
サーマルカメラとは?
温度が絶対零度(−273.15 ℃)より高い物体は、表面より赤外線を放出しており、温度が高いと赤外線が強く、温度が低いと弱くなる性質があります。サーマルカメラは、赤外線を数値化し、温度を即時に測定しております。
メリット
・サーマルカメラが、人の温度を測定するのに要する時間はわずか1秒と効率が高く、多くの出入りがある場所でも測定も可能です。
・サーマルカメラは非接触温度測定が可能であり、機種にもよりますが1m離れた場所でも測定でき、物理的な接触によるウイルス感染リスクを低減することが可能です。
運用例
発熱者スクリーニングプロセス
施設入口といった、屋内のスペースにサーマルカメラを設置します。
サーマルカメラで発熱者を簡易スキャン(スクリーニング)します。
発熱者を検知(音声通知可)した場合、別室にて「体温計」で測定を行います。
注意事項
サーマルカメラは、被写体がウイルスに感染しているかを判断するものではございません。
サーマルカメラは、物体の温度分布を表示する装置です。医療器具ではございません。
測定しているのは「表面温度分布」であり、体温計ではございません。
帽子などを被っている場合は、帽子を外して測定することを推奨します。
設置環境、被測定者の状態で、測定結果は変動します。
サーマルカメラのメリット
測定者と対象人物の距離を保つことができ、感染リスクを減らすことが可能です。
測定速度が速いやめ、動いている物体でも測定を行うことが可能です。
測定効率が高いため、多くの人数が集まる場所でも測定を行うことが可能です。
潜在的感染者の証拠を残すことが可能です。